2008年05月29日

猛女とよばれた淑女

猛女とよばれた淑女―祖母・齋藤輝子の生き方


子供からではなく孫からの視点という新鮮さはあったが、可愛がられた孫のただの思い出話に過ぎない。それだったら、父親の北杜夫について書いた方が良かったのではなかろうかと、北杜夫作品の愛読者である自分は思ってしまう。

今の高齢者に年中、海外旅行、美食に金をかける余裕はないと思います。
少ない年金、増える医療費の中で生活を切り詰める
毎日にどこにそんな余裕があるのでしょう。

大富豪の家に生まれ育ち 東北育ち、人一倍勉学家の茂吉を婿に迎えるが水と油、会う芳もなし、大きな父を持った輝子女子にとって、違う方向へ生きてゆく夫婦の悲しみを味わったのでは、生活は超一流、庶民には味わえない食事の数々、ここは体験できない事なので尚更興味しんしんで読みました。旅行にいたっては世界を飛び回るスケールの大きさ唯関心 体調を崩されても次回の旅行のためのトランクが用意してあったとは、驚く程凄まじい好奇心の持ち主、火災 戦争に遭っても 凛とした背筋の一本通った明治女 すばらしいなと読み終えた一冊でした。





posted by arika at 10:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。